会場とオンラインから、80名の方に参加いただいた。
　まず、東京大学　岩船由美子先生より、「カーボンニュートラル実現のための需要家の役割」と題しご講演があり、「省エネルギー」「創エネルギー（再生可能エネルギーの導入）」「電化」「エネルギーマネジメント（デマンドレスポンス）」「エネルギー契約の選択」の５つが重要であることを説明いただいた。「電化の重要性」とともに、一般家庭で導入可能な施策をわかりやすく示していただいた。
　「意見交換会」では、20代の遠藤さん、くらしに関する様々なアイデアを実践している梅原さんに参加いただき、どのようなことができるか意見交換を実施した。参加者には、投票機能を使って「あなたが実践してみたい（実践している）ことは」等の質問*を行い、その結果を共有することで、双方向の対話を実施した。
　2030年には、供給側の施策と並行して、家庭の二酸化炭素の6割を削減する目標が掲げられている。多くの工夫を共有することで、カーボンニュートラルに貢献できる暮らしをみんなで考えていきたいと思いました。

＊質問の内容：LED電球の使用、太陽光パネルの設置、窓の二重化、カーシェアリングの利用、古着の再利用、食品ロスを減らす　等